代表 翁川景子(おいかわ けいこ)

現象学的社会学の研究・教鞭をとっていた頃から、縁あって学生たちの相談や女性支援活動にかかわる。自身の出産がきっかけとなり、東京都港区のIPPにて本格的に心理・精神分析の世界に取り組み始める。現代人に特有の心の悩みに、現象学や社会学の流れを汲む関係療法が今日の心理臨床現場で注目されていることを知る。男性と女性をはじめとし、「対立」が多く生まれた時代から、始まりつつある「多様性・協働・連携」の時代へ向けて、そのための心づくりや交渉術にも力を入れている。

2008年 名古屋大学大学院社会環境学専攻科社会学講座博士後期課程満了
博士（社会学・名古屋大学）、専門社会調査士（一般社団法人社会調査協会）、公認心理師（国家資格）
日本学術振興会特別研究員DC＆PD、日本福祉大学・椙山女学園大学・東京成徳大学・武蔵大学他非常勤講師、名古屋市DVセンターのあり方研究会事務局補佐、国立市子ども子育て審議会委員、逗子市男女共同参画プラン推進会議委員、児童相談所、発達支援室、子育て相談員、スクールソーシャルワーカーなどを経て、現職。

2011年『いのちとライフコースの社会学』弘文堂（共著）、2009年『社会福祉士速習レッスン』ユーキャン（共著）、2008年『社会学キーコンセプト』新泉社（Crossley,N. 2005 “Key concepts in Critical Social Theory”　共訳）、2007年『グローバル化時代の新しい社会学』新泉社（共著）、他論文・学会報告等。

日本精神分析学会正会員、日本社会福祉学会正会員、他。